sheとher
- MLO
- 2024年6月20日
- 読了時間: 2分
こんにちは!
昨日は川西市の方で小学生のレッスンがありました。
小学3年生のクラス。
This is my friend.
Her/His name is XXX.
She/He is from XXX.
今はちょうどこういったことを学んでいます。

何パターンか例を出し、紹介するのが女の子のときはsheやher、男の子のときはheやhisを使うのかーということには、気が付いてくれて(というかもう知ってたけど)、理解もできました。ここまでわかってくれたら目標としては達成です。
ですがここまできて、すこーし鋭い子は、とある疑問にぶち当たります。
女の子のとき使うのになんでsheとherがあんの?なにが違うの?
いい質問だわー。そして文法をやっていない低学年に教えんのムズいわー。
検索してみたらこんな説明文が
sheは〔主格〕で「彼女は」という意味で主語のはたらきをします。 herは〔目的格〕で「彼女を〔に〕」という意味で,動詞のあとにきて目的語のはたらきをする場合と,名詞のあとにきて〔所有格〕の「彼女の」という意味もあります。
そうなんやけども。中学生だとしてもちょっと小難しい用語が並んでいます。
このクラスの子たちは、小さい時から英語を習っているので、例えば、her nameをshe name、his pencilをhe pencilと口に出して言ってみるとめちゃくちゃ違和感を感じる子たちです。理由は本人たちもわかっていません。もう感覚で覚えているので。
文法は来年から本格的に始めるため、この時点では簡単な説明だけにしましたが、sheとher、heとhisの使い分けに疑問を持ち始めたことを嬉しく思った私でした。
感覚で覚えている状態のまま中学生になり、文法に大苦戦している子も見てきましたので、何が何でもオールインイングリッシュで、とか、文法はいいからとにかくコミュニケーション、とか、理想は理想ですけど、やはり日本で教育を受けるということでしたら、みなさまご存知の通り、結局文法をやることになるではないですか?したがって、小学生でも適切な時に必要に応じて文法の学習をすることは知識定着の一助になると私は考えます。
とてもいい質問をしてくれた彼女に感謝!
おかげで他のみんなも一緒に考えることができました。
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